ピッキング被害に二度遭った私のオススメ鍵紹介

ピッキング被害に過去二度も遭ったことのある私がお勧めしたいと思っている鍵をご紹介します。その鍵というのは、ディンプルキーと呼ばれる鍵になります。

このディンプルキーは、日本でも2000年頃に空き巣のピッキング被害が相次いだために、各鍵メーカーがその威信に掛けて考案したという鍵なのだそうです。従って、ディンプルキーには従来のような鍵にギザギザの部分がなく、丸いクボミがいくつもあるような独特の形状をしている鍵なのです。ただし、従来からのピンシリンダー錠と原理は同じなのですが、ピンシリンダー錠よりもシリンダー内部の構造が複雑になっているのです。もちろん複雑な構造になっている理由は、空き巣にピッキングされにくいようにしているからでもあります。大まかには上述したように、ピンシリンダーと構造がよく似ておりキーを差し込むと、シリンダー内部のピンが押し上げられるような仕組みになっています。

ちなみに、従来のピンシリンダー錠の場合ピン配列が1列で6本が主流だったのですが、このディンプルキーになると3列で18本と3倍のピン配列とピン数に増えています。中には、ピン配列が5列で26本というディンプルキーもあるようですね。大雑把にいえば先にご紹介したディンプルキーの場合、従来のピンシリンダー錠に比べると3倍複雑化しているのですが、ピッキングの難易度でいうならば3倍どころか10倍の難易度になるそうですね。しかも、従来の空き巣がピッキングに使っていたピック自体が、このディンプルキーには通用しないそうですね。そうしたことからピッキングでは歯が立たないという場合には、バールでドアを抉じ開けたりドアにドリルで穴を開けて、内側にあるサムターンを針金で回して進入するという手口に変わってきているようです。

それから、窓ガラス破りも多いそうですね。従って、ピッキングは大丈夫でもその他の部分も強化する必要があるでしょうね。